マラウイ-安全への備え②強盗への対策

日本人がマラウイに暮らすと、外国人としてとても目立ち、地域の人々からは「あの日本人はあそこの家に住んでいる」とすぐに情報が広まります。
もちろん友好な関係が築ける人が大半ですが、中には、日本人=お金を持っているという認識で、強盗を企てる人もいます。

防犯対策としては、家の扉や窓に、鉄製の柵をつけます。
マラウイの家は玄関扉が木製であることが多いため、鉄の扉と二重で使用します。

また、家の中の間取りがどうなっているのか、家の中に何があるのかをわからせないよう、日中でもカーテンを閉め、不用意に人を家の中に入れないようにします。

さらに、安全度の低い地域では、警備員を雇います。
ただし、警備員から家の情報が漏れ、警備員の手引きによって強盗が入ることもあるため、警備員の対応にも注意が必要です。
例えば外泊を伴う外出の際は、正確なスケジュールは教えず、本来は5日に戻ってくる予定でも「10日に戻ってくる」と多めに伝えます。
実際に5日に戻ってくることで、「スケジュール通りに動かない」と認識させ、強盗の計画を立てられないようにします。

そして、何よりの防犯対策は、日頃から地域の人々と交流を深めておくことです。
近所の人と仲良くしておけば、強盗対策だけでなく、病気や怪我をしたときなど、困ったときは力になってもらうことができます。

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